2014年02月01日

『疾風ロンド』東野圭吾

「疾風ロンド」実業之日本社

文庫本の書き下ろし作品。

「白銀ジャック」に続いての文庫本書き下ろしです。

「白銀ジャック」にも登場していた根津昇平と瀬利千晶、
今回も登場、活躍しています。

12月に購入したのに、ずっと忙しくて読んでなかった。
やっと思い出して読みました。


極秘に研究していた炭疽菌が元研究員の葛原に盗まれ
3億円を要求されて、スキー場に隠された炭疽菌を捜索する。
葛原が偶然にも交通事故で死亡し、どこに隠されたのか
スノーボード好きな息子にも相談し、雪山を捜索します。

なんとか見当をつけたスキー場に息子と二人できた研究員の栗林。
滑走禁止区域の場所に侵入し、パトロールの根津に見つかり注意されます。
二度目も見つかり、今度は身動きが取れず怪我までして救助され、
思いあまって、子供の命を助けるための新薬を見つけるためと
嘘をつき、根津と千晶が代わりに捜索してくれる事に。

炭疽菌を横取りされそうになったり、栗林の息子が
スキー場で知り合った女の子に恋心を抱いたり、
インフルエンザで娘を亡くし、失意の中にいる家族に出会ったり、
根津と千晶が少し良い感じになりそうになったり…

炭疽菌が見つるまでの疾走感、
一番最後に、息子が父親の栗林に説得をしようと
炭疽菌を預かるシーンなんかは、なかなか良かった。

父親とはあまり口もききたくない中学2年生の年頃だけど、
最後は父親思いのいい息子でした。
炭疽菌で嘘をついていた事が、どうしても納得できない息子でした。


スマホが大活躍だけど、これが携帯やスマホがなかった時代なら、
どう展開していったのかなあ。

一気に軽く読める作品でした。
雰囲気は、白銀ジャックと殆ど同じ。
根津と千晶のカップル?コンビ?も、人がいい二人で好きです。

一気に読めて面白かったです。



posted by 葉月 at 01:37 | TrackBack(1) | 小説(東野圭吾) | 更新情報をチェックする
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「疾風ロンド」東野圭吾
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