2017年03月01日

『東福門院和子の涙(下)』宮尾登美子

「東福門院和子の涙(下)」講談社文庫

下巻は、入内した後の話。

常に周囲にいる人達への気配りを忘れない、
生活には困らないけど、気苦労は大変だったんだろうなと・・・。

後水尾天皇とは仲がよく、子宝にも恵まれましたが、
後継するはずの皇子2人が亡くなってしまったのは、
本当に気の毒でなりません。

でも、和子の夜のお召しがない時に、
女官など他の女性と夜を過ごしていて、
その女性たちが、わざと自分の香りを残したりしていき、
和子にわかるようにしていく意地悪さが恐い。

でも、本当に素敵な女性だったんだろうなあと、
今の時代にいて、ぜひ見てみたい女性です。

posted by 葉月 at 18:14 | TrackBack(0) | 小説(女性作家) | 更新情報をチェックする

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