2017年03月04日

『イシュタルの娘~小野於通伝~(伝その59)』大和和紀

BE LOVE(2017年5号)で連載中の「イシュタルの娘~小野於通伝~」
大和和紀さん「伝その54~くずきりの恋」のネタバレ感想です。


徳川和子は後水尾天皇と結婚しましたが、まだ一度も顔を見て対面していません。

およつご寮人との子供が死んだのは徳川のせいだと思い、
帝は和子に死んだ鳥を投げつけます。

誰ひとり知らない京都へ来ても、ずっと寂しい思いを我慢していましたが、
我慢して待っていても、帝とは仲良しさんにはなれないと絶望し、
毎日泣き暮らし憔悴してしまう和子。

和子の侍女達が気の毒に思い、於通に御所へ来て、
女御様を慰めてほしいと、於通の自宅にまで来てお願いします。

於通は、帝が女御様にそんな乱暴を?!とショックを受けます。


御所へ来た於通は、先に母上である前子に会い事情を聞き、
和子には気の毒なことをしたと、前子も心配しています。

前子の女官たちは、賀茂宮様が亡くなったのは、
徳川の新御殿のせいだと噂を話します。
その話を聞いた於通は、おふくの仕業と考えます。

和子と対面した於通は、憔悴しきった和子を見て驚きます。

御所にあがって、寂しくても我慢してたけど、
帝から嫌われている。自分のどこがいけないのか、
どうしていいのかわからず泣いてしまいます。

泣いている和子を、そんなことはないと慰める於通。

帝へ会いに行く於通。

会いたくないから目通しはしないと言ってると、
既に傍まで来ていた於通。

帝は自分の思いを知りながら、徳川の嫁入りの介添えをした事を恨み、
於通に裏切り者と怒って去ろうとする帝に、
女御様に対するふるまいがひど過ぎると抗議します。

賀茂宮様は新御殿の徳川に殺されたと言いますが、
証拠はあるか?もしそうだとしても、まだ11歳の女御様が
それをご存じだとは思えません!と帝に言います。

まだ11歳で誰も知らない御所へ来て、頼れるのは夫の帝だけ、
その帝に乱暴をされたことで、耐えていた女御様の心を
打ち砕いてしまったと言います。

「皇子を失くしたお心にせよ、まだ11歳のか弱い女御様に
当たり散らされるとはなんと情けない・・・
それが天子としての帝のふるまいでしょうか!
おそれながら於通は、主上さまを男としてお見下げ申します!失礼!!」
と帝を叱り飛ばしました。

帝は、徳川の娘はまだ11歳だったのかと、
偶然あったくずきりの娘も同じ年だったと
名前も聞かなかった、あの娘はどうしているのかと思い出します。


その後も、他の女性が生んだ帝の乳児が死亡し、
身ごもっていた女性も階段から落ちて流産します。

兄を失くした妹の梅宮様は、懐いていた女御様に会いに来ますが、
およつご寮人がやってきて、新御殿に近づいてはなりませぬ!と
女御様を睨みつけ去っていきます。

およつ殿の目は、わたしを人殺しと言うておった・・・
ショックを受ける和子です。

和子は子供が次々に亡くなっていくのは自分のせいなのかと
遅い時間に自殺をしようと井戸へ落ちようとします。

そこへ偶然見かけて助けたのが帝です。

帝は、あの時のくずきの娘ではないか!というと、
和子は、帝の顔を見て、くずきりさん!!お会いしたかった!!と
泣きついてしまいます。

帝は、こんなええ娘を泣かすのは夫のせいか?と怒り、
自分がこらしめてやると言います。

和子は、結婚しても一度も会ってはくれず、
やっと会えたと思ったら、死んだ鳥を投げつけられたと話します。

死んだ鳥?と聞き、帝は、もしや女御なのか?と聞き、
女御様は、徳川和子だと名乗ると、帝は土下座して
そんな乱暴をしたのは帝の自分だと名乗ります。

くずきりさんが、後水尾天皇?と驚く和子。
帝は謝り、「和子、もう一生離さへん!」と
和子をしっかりと抱きしめます。


数日後、於通がやってきて、帝と女御様が
仲睦まじくいる姿を見て夢のようだと安心します。


真田家の長男の嫁である小松が亡くなりました。
信之と息子二人が看取ります。


於通は、町の本屋から、女性文字の教本を作りたいと
印刷の技術を知り、今後は於図が継いでいくのだと頼みます。
文字もしっかり決まっていない時代では、
一から教本をつくっていくのは大変な作業です。

ある日、於図が吐き気を感じますが、
忙しくて体調が悪いだけと於通に言います。

でも於通は、気が付いてしまった!
於図が妊娠していることを!!

於図に「相手は誰なのです?」といきなり聞きます。

一方、真田家では、信政が怒られています。

於図の相手は、真田信政です。

相手が於通の娘だと聞いた信之は、
「信政、このばかもの!!!!!」と怒鳴ります。



やっと、くずきりさんと会えた和子!!
偶然町中で会っていた、帝と女御様!
和子が可哀想で、早く帝と対面させてあげてほしかった!!
2人の再会シーンが良かった!!

posted by 葉月 at 19:05 | TrackBack(0) | 女性漫画雑誌 | 更新情報をチェックする

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